社会実装

高校生の探究を、卒業後も社会へつなぐ

浦和第一女子高校×西武信用金庫の社会実装への挑戦

SDGs QUEST みらい甲子園から生まれた高校生のアイデアが、卒業後も地域や企業とのつながりによって育ち続けています。

埼玉県立浦和第一女子高等学校の卒業生チーム「食材、ゲットだぜ!」は、高校在学中の総合的な探究の時間で、子ども食堂と地域企業をつなぎ、食品を必要とする人たちへ届ける仕組みについて探究。
みらい甲子園に参加し、「日本工業大学賞」を受賞しました。
▶https://sdgs.ac/team/11995.html

そして、その挑戦は高校卒業とともに終わることなく、次のステージへと進んでいます。

地域金融機関が、高校生と社会をつなぐ

今回、その大きな橋渡し役を担ってくださったのが、西武信用金庫の皆様です。昨年夏、みらい甲子園事務局は東京フォーラムにて開催された日本生活協同組合連合会のイベントにこの受賞チームを紹介しそのイベントにて素晴らしいプレゼンテーションをして頂きました。
その発表を見た西武信用金庫様(東京都大会協賛)が彼女たちの活動に関心を寄せていただき、この夏卒業後に認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様との対話の機会を設けていただきました。
8月26日、卒業生たちは、在学中からさらにブラッシュアップした「食材、ゲットだぜ!バッとゲットで繋がる子ども食堂~地域の企業×子ども食堂~」のアイデアをプレゼンテーション。
むすびえ様、西武信用金庫様、一般社団法人全国フードバンク推進協議会様から専門的なコメントやアイデアをいただき、構想の社会実装に向けて、さらに一歩を踏み出しました。

「アイデアを考えて終わり」にしない探究へ

今回、私たちみらい甲子園事務局が特に嬉しく感じているのは、高校時代に生まれた探究が、卒業後も本人たちの中で生き続けていることです。卒業生からは、企業や団体の方々との対話を通じて、自分たちだけでは見えなかった活動の進め方が具体的になったこと、そして探究に取り組んだ経験そのものが、大学で何を学びたいか、将来どのような道へ進みたいかを考えるきっかけにもなった、という声が寄せられています。そして後輩たちへ、「探究をアイデアを考えて終わりにせず、外の世界に目を向け、一歩踏み出してほしい」というメッセージも届けられました。

みらい甲子園が目指す「探究から社会実装へ」

みらい甲子園は、高校生が素晴らしいアイデアを発表し、表彰されることだけをゴールとは考えていません。高校生が地域や社会の課題と出会い、自ら問いを立て、解決策を考える。そして、そのアイデアに共感した地域金融機関、企業、大学、NPO、自治体などが若者たちとつながり、社会の中で実現する可能性を一緒に育てていく。今回の取り組みは、まさにその一つのモデルだと考えています。特に、地域に多様な企業・団体とのネットワークを持つ信用金庫が、高校生のアイデアと社会をつなぐ「伴走者」となることには大きな可能性があります。高校を卒業しても、探究は終わらない。

浦和第一女子高等学校「探究学習番外編 卒業後も続く探究学習」

※卒業生のコメントや当日の様子も紹介されています。
 ▶浦和第一女子高等学校の紹介サイト

写真出典:埼玉県立浦和第一女子高等学校 公式サイト(許諾を得て転載)

2026.10.02

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