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【みらい甲子園高校生のアイデア実装化と展開事例】国分寺高校「ぶんじカレー」プロジェクト

2025.1.24 (Fri)

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2023年度のみらい甲子園東京都大会では、フードロス対策として発表した国分寺高校の「ぶんじカレー」のアクションアイデアに対してご協賛頂いている株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)様よりオリコ賞が決定しました。その後アイデアの実装化に向けて発案した高校生チームと企業が協働し、地域の枠を超えて次々と新しい展開を見せており、さらなる広がりが期待されています。

この「ぶんじカレープロジェクト」は、規格外野菜や外来種魚をレトルトカレーの具材として使用することで、食品ロスと廃棄費用の削減を目指しています。手に取りやすいレトルトカレーは、現代人に不足しがちな栄養補給にも貢献できるものです。

今回は、協賛企業と高校生の連携による社会実装化のモデルケースとして、共創価値を生み出しSDGs達成に向けて貢献していくのか、展開を追ってご紹介します。

社内販売会の実施

2024年7月23日、オリコ本社ビルで「ぶんじカレー」の社内販売会が開催されました。当日は国分寺高校の生徒4名が会社に伺い、社員一人ひとりに商品を直接アピールしながら、3種類のレトルトカレーを販売しました。

<販売したカレーの一覧>

・バターチキンカレー:700円(税込)
・里芋たっぷり栄養満点カレー:550円(税込)
・チャネルキャットフィッシュカレー:550円(税込)

生徒たちは商品の特長やこだわりを丁寧に伝え、その熱意が社員たちの心を動かしました。結果、予定数の300個は販売開始から1時間足らずで完売。中には国分寺高校の卒業生である社員が後輩に激励の言葉をかける場面も見られ、生徒たちの頑張りがより一層温かい応援の輪を広げました。

さらに、今回の社内販売会ではオンラインショップを併用する形で、全国の社員が購入できる機会を設けるなど、活動のスケールを広げる取り組みも行われました。

地域支援への展開

ぶんじカレーは地域支援活動の一環としても活用され、広がりを見せています。オリコ本社別館がある、埼玉県ふじみ野市との包括連携協定(※1)を基に、フードドライブ(※2)活動が実施されました。この活動の一環で、バターチキンカレー70個がふじみ野市内のフードパントリー(※3)イベントに寄附されました。

12月14日に開催されたイベントでは、ぶんじカレーが各世帯2食ずつ配布されました。市からは「ぶんじカレー等のフードドライブの食料品は、皆様大変喜ばれており、参加者の笑顔が印象に残りました。離れた場所から、このように当市市民を支えていただき、誠にありがとうございます。」との感謝の言葉が寄せられ、ぶんじカレーが地域の絆を深める一助となっています。

※1 埼玉県ふじみ野市と12月3日に包括連携協定を締結のニュースリリース

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8585/announcement3/105147/00.pdf

※2フードドライブ
家庭や企業などで余っている食品を集めて、福祉施設や子ども食堂、生活困窮者支援団体などの必要としている団体に寄付する活動のこと。

※3 フードパントリー
フードパントリーとは、フードドライブで回収した食品や、企業や団体、個人などから寄贈を受けた食品等を、食料支援が必要な人々に無料で配付する活動や場所のこと。

今後の展望

これからもみらい甲子園は、高校生のアイデアを大切にし、地域に根付いた企業様と連携してさらなるアイデアの実装化の事例を生み出していきたいと思っています。企業様にとっても社会貢献やブランド価値向上の機会となる活動を、今後も推進していきたいと思いますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

ぶんじカレープロジェクトについてもっと知りたい方はこちら

▼【みらい甲子園2023 東京都大会】ぶんじカレーのアイデアの詳細はこちら

instagram:https://www.instagram.com/bun_curry54/

X:https://x.com/bunj_currrrry

<現在のオンライン販売ページ:BASEにて>

https://fansmile01.base.ec/search?q=%E3%81%B6%E3%82%93%E3%81%98