THEME母子手帳の改善によって出産・育児への支援を向上する

「母子手帳の改善によって出産・育児への支援を向上する」というプラン。日本が世界に誇る母子手帳を「親子手帳」への呼び名の変更や、親から子どもへのメッセージ欄の追加などにより改善し、さらにアプリ化することで、国内だけでなくベトナムでの普及を目指すというもの。

【講評】
「母子手帳」という日本で成功したSDGsモデルを、世界の国々の諸事情や課題にアレンジして適用していくことは、課題解決の手法として優れ、また、世界の中での日本のプレゼンスを高めるという意味でも意義ある手法と言えます。「親子手帳」への名称変更、アプリへの移行も、効果性が高い提案です。子育て支援団体や国際交流協会など、より多くのパートナーへ、自分事としての共感の輪が広がり、より大きなムーブメントへと発展していくことを期待しています。
（水口秀樹/実行委員・静岡県教育委員会 事務局教育部理事（総括担当））