THEME針と糸で紡げ！人の輪！循環の輪！

もったいない精神を忘れていく自分たちの生活がきっかけで、古着のリサイクルと地域の繋がりを提案。古着を高校で集め、生徒、PTA,地域の人に呼びかけ学校や公民館で古着をリメイクしエプロン等を制作。地球規模で廃棄物の量が減り、焼却時に出るCO2が減少し、地球温暖化の急進を食い止めると考える。

【講評】
環境問題の解決とコミュニティの再生を組み合わせた素晴らしいプランでした。特に、多様な属性の地域住民を巻き込もうとする姿勢は、地域社会の持続に欠かせない、各人が持つ経験などを臨機応変に組み合わすことで社会問題に対応するための基盤、いわゆる人間関係資本の構築に資するものです。多様な住民の参加を仰ぐことは簡単ではありませんが、チーム、学校や地域として経験値を積み上げ、参加や協働の仕組みができあがることを期待しています。
（山口 純哉/実行委員・長崎大学経済学部准教授）