2021年度大会 東海エリア
岡崎工科高校 科学技術部
愛知県立岡崎工科高等学校Let's go out to find a bright future with friends
THEME廃棄納豆から繋げるSDGs 水の浄化とバイオマスプラスチック
2021年度東海エリア大会 ファイナリスト
賞味期限が切れた廃棄納豆を有効活用し、納豆のネバネバ成分(ポリグルタミン酸)による水質浄化、大豆ペプチド成分由来のバイオマスプラスチックの製造などを展開することで、フードロスや海洋問題の解決を目指す。
【講評】
納豆とSDGsゴールを関連付けたユニークな発想、ネバネバ成分の水質浄化効果の科学的データによる検証、さらに廃棄納豆の構成要素を一つ一つ細かく分解し、それぞれの活用方法を考え、アクションの具体化に向けた協力者まで列挙した点など、非常に高く評価されました。特に複雑な事象を分解して考える思考法は、他のチームにもぜひ参考にしてもらえればと思います。次のステップでは、廃棄を前提とした案に、発生抑制の視点も加え、幅広い関係者を巻き込んでいけるようなブラッシュアップを期待しています。
(松田 裕子/実行委員長・三重大学 大学院地域イノベーション学研究科 教授)