2021年度大会 東海エリア
Hopes
名古屋市立菊里高等学校/名古屋国際高等学校Let's go out to find a bright future with friends
THEME手作りお菓子で人と環境に幸せを!
2021年度東海エリア大会 ファイナリスト
販売期限は過ぎているが消費期限は過ぎていないものを活用し、クッキーなど日持ちの長いものに加工し販売。生活保護自給者の雇用で、食品ロスだけでなく、働きたいけど働けない人の雇用も目指す。調理専門学校学生にも学びの一環として加工に関わってもらう。
【講評】
食品ロスの削減と雇用の課題解決を通じて「産業全体の革新を目指す」と言い切ったのがとても頼もしいです。卵、牛乳、豆腐などを日持ちの長いお菓子に加工する、その加工作業に生活保護受給者や調理専門学校の学生を優先雇用するというアイディアは、ビジネスの可能性もあり期待できます。自らの実践例があればさらに良かったと思います。また、発想を転換して、「余剰生産発生率」を低くすることで食品ロスを削減する、そんな提案を期待したいと思います。(杉山 範子/実行委員・東海国立大学機構 名古屋大学 大学院環境学研究科 附属持続的共発展教育研究センター 特任准教授)