THEME職員室改造 より良い教育を求めて

質の高い教育を平等に受けるためにはどうしたらよいかという疑問から、身近な学校の職員室の改造を提案したプラン。昭和のイメージ、堅苦しく入りにくい職員室を⽣徒・先⽣、共に使いやすい職員室にすることで先⽣⽅の仕事の質の向上や⽣徒が質問に⾏きやすい環境作りをすることで質の⾼い教育環境を⽬指せると考えた。

【講評】
高校生活の日常から考えられる課題の中で、職員室の改造という高校生にとっては「禁断」とも思える領域に踏み込んだ勇気は称賛に値すると考えます。また、プレゼンテーションの映像にも工夫がなされており、想いの深さが伝わりました。今後は、教育の質向上のために、この提案以外の学校内に潜む課題を検討し、総合的にアプローチしてほしいと思います。いずれにしても、この試みが実際に実現できるように声を上げ、行動し続けていくことを期待します。
（眞鍋 和博/実行委員長・北九州市立大学基盤教育センター（地域創生学群）教授）