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2021年度大会 首都圏

地球環境科学:発電班

お茶の水女子大学附属高等学校

Let's go out to find a bright future with friends

THEME圧電素子の調査・研究~(圧電素子)+(既存の製品)=???~

2021年度首都圏大会 ファイナリスト

圧力をかけることで電気を発生させる圧電素子を活用し、人にも環境にも優しい持続可能な発電方法を検討。既存の製品に圧電素子を融合したエコ製品を普及させることにより、先進国と途上国の電力格差の収縮を目指す。

【講評】
まず、一般的に環境に良いと考えられがちな太陽光発電が抱えているパネル廃棄問題に着目している点が良かったです。そのうえで、圧電素子を活用した具体的な商品開発に取り組み、プロトタイプまで作っている行動力も素晴らしいと感じました。また、圧電素子のネガティブな性質を考慮したうえでスリッパという既存製品との組み合わせに辿り着いたという点にも説得力がありました。このアイデアは、製品自体の可能性はもちろん、再生可能エネルギーが抱える製造時・廃棄時の環境負荷といった隠れた問題を啓蒙するメディアとしての価値も持っていると思います。今後は、圧電素子を組み込んだ製品のリサイクル可能性や循環性にも踏み込んだ循環型製品デザインの追求や、企業とのコラボレーションによる様々な製品への展開を期待します。
(加藤 佑/実行委員・ハーチ株式会社 代表)

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